3/30仮処分判断直前緊急行動：抗議・記者会見など
早ければ3/31（木）夕刻、JSCによる明治公園野宿住人に対する土地明け渡しの断行仮処分申立が東京地裁 民事9部で判断され、強制執行を可能とする判断が下される恐れがあります。
公正中立な裁判もなく、密室での略式法手続きの「仮処分」で野宿住人の生活、また生存条件が奪われることは許されないと、仮処分決定をくい止めるべく全力で取り組んでいます。
そこで直前ですが、本日3/30（水）緊急連続行動を持ちます。
急な呼びかけですが結集、応援、注目、拡散お願いいたします。
●3月30日（水）JSC仮処分攻撃反対緊急連続行動
・16時半～明治公園内、監視テント集合
※東京体育館と明治公園の間の外苑西通り沿い、警備員2名立つ出入り口より入る
・17時～JSC抗議行動＠JSC本部仮事務所前
※最寄駅：メトロ銀座線｢外苑前｣駅2番出口､徒歩3分、秩父宮ラグビー場内
・18時半～記者会見＠明治公園こもれびテラス
※日本青年館跡地向かい、霞ヶ丘アパート脇の三角公園
・19時半過ぎ～上映会や飯
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【プレスリリース】 緊急 記者会見のお知らせ
新国立競技場建設で またしても問題発覚！
独立行政法人日本スポーツ振興センター（JSC）が野宿者を相手どり
東京地裁に前代未聞の「土地明渡仮処分命令」申し立て
ＪＳＣによる仮処分申立に抗議する記者会見
発言予定：明治公園野宿住人、弁護士、国立競技場周辺に暮らす野宿生活者を応援する有志
2016 年３月30 日（水）18 時30 分～ 会見と質疑応答※約１時間
会場: 都立明治公園こもれび広場
日本青年館跡地［新宿区霞ヶ丘町７−１］向かい
銀座線外苑前駅、都営大江戸線国立競技場駅、ＪＲ信濃町、ＪＲ千駄ヶ谷駅
※3 月30 日当日、記者会見に先立ち、17 時より日本スポーツ振興センター本部仮事務所（秩父宮ラグビー場）前にて抗議行動を行ないます。ぜひ取材をお願いいたします。
３月31 日（木）審尋東京地裁民事９部意見書追加提出期限
仮処分決定は、最短で３月31 日午後、数日後には強制執行の危機が迫っています。
3 ⽉18 ⽇、新国⽴競技場の設置主体である独⽴⾏政法⼈⽇本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）が、旧明治公園に暮らす野宿者３名を相⼿取り、3 ⽉14 ⽇付で東京地裁に「⼟地明渡」仮処分命令の申し⽴てをしたことが判明しました。申し⽴て内容は、明治公園に⻑く暮らしてきた野宿者のうち３名を名指しで、新国⽴競技場建設予定地全域を占有する債務者と断定し、2020 東京オリンピックに間に合うようこの３⽉末にも新国⽴競技場建設⼯事を始めねばならないから⼟地を明け渡せ、急を要するので仮処分命令を⾏うよう裁判所に申し⽴てる、という実に⼀⽅的なものです。東京地裁がもし仮処分決定を下せば、数⽇のうちに強制執⾏となり、野宿者はその⽣活拠点、⽣存権を根こそぎ奪われることとなります。
明治公園に暮らす野宿者は、⼯事計画が発覚した2 年半前より、⽀援し応援する有志とともにＪＳＣと数回に亘り団体交渉を持ち、「住んでいる間は⼯事をしない」「強制排除はしない」「話し合いで解決する」などの約束を重ねてきました。しかしＪＳＣは、去る1 ⽉27 ⽇、東京都から明治公園敷地を無償で借り受けたことをもって、早朝から警備員、警察・機動隊を⼤量動員して明治公園封鎖を強⾏、出⼊り⼝と公衆便所や⽔場といったライフラインを実⼒封鎖しました（が、暴挙に驚き駆けつけた⼈々の猛抗議により「作業中断」）。後⽇2 ⽉17 ⽇の話し合いにおいても30 分で⼀⽅的に終了を宣⾔して退去勧告、今回3 ⽉14 ⽇の「仮処分」申し⽴てと、ＪＳＣの暴挙には許し難いものがあります。
ＪＳＣの今回の仮処分申⽴は、失態つづきの新国⽴競技場計画に何が何でも着⼯するという⾃らの利益遂⾏のために、貧困格差社会のしわ寄せを⾷っている、しかし⾃⼒でねばりづよく⽣きてきた野宿者の⽣きる権利を暴⼒的に踏みにじるものです。野宿者を相⼿取っての仮処分申⽴は、過去に例をみない⼿荒なやり⼝です。また、オリンピックやワールドカップなど巨⼤スポーツイベント開催地における強制排除は国際的に問題になっています。
現在、私たちは31 ⽇審尋〆切に向け、仮処分申⽴内容に対する反論を準備し（要旨別紙）、抗議呼びかけを⾏なっています。多⽅⾯からの取材をお願いいたします。
問合せ先：国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志
ブログ:http://noolympicevict.wix.com/index ツイッター@noolympicevict
他:｢オリンピック追い出しヤメロ｣で検索
Ｅメールnoolympicevict@gmail.com 電話080-2520-5487（宮里）
