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JSCが「オリンピックのために出ていけ!」と旧明治公園で暮らす野宿の人たちに土地明渡仮処分命令申立!

 2月18日朝、JSC高崎氏らが旧明治公園に暮す人の内の3人だけに対し、土地明渡仮処分命令申立書(大量の証拠文書を含む)を突然持ってきました。

 仮処分命令申立の内容は、現在自由に往来できる敷地すべての土地を明け渡せというもの。その土地にある野宿の人や応援する有志のテントなどの所有物の特定もせずに強制執行に向け動き出しました。  今年になってJSCに貸与されたはるか以前から、この公園に住んでいた人たちの暮らしを無視し奪おうとする不当な申し立てです。  申し立ての理由(保全の必要性)として「平成25年3月下旬までに本件土地を工事可能な状態にして施工業者に引き渡さなければ2020東京オリ・パラ大会の開催自体が危ぶまれる状況にあること」を第一に挙げており、JSC自らが五輪のための追い出しであると明言しています。  また、大量の証拠の中には、JSCが暮らしている人の顔や生活ぶりを隠し撮りしたもの、東京都職員が住んでいる人に名前を尋ねたことを盗み聞きしたもの、など人権を侵害している内容も含まれていました。

 明治公園で暮らす野宿の人たちや応援する有志は、一貫してJSCに対して話し合いを求めてきましたが、1月27日の明治公園強制封鎖の策動以来、JSCは退去しろとしか言っていません。また、1月27日の違反が疑われる工事などについてのJSCに対する書面の質問にも「組織として対応しないことになっている」と無視をしています。現在、同地の管轄部局である東京都オリンピック・パラリンピック準備局も同様の態度です。  話し合いや質問などにいっさい答えることなく、旧明治公園に住む内の3人に対して、強制執行=強制排除のための仮処分を裁判所に申し立てたことは、許しがたい暴挙です。  東京五輪を開催するために貧困者を追い出そうと牙をむくJSC(および東京都)に抗議の声を共にあげてください。

*3月24日15時30分より東京地裁429号法廷において、こちらの言い分を裁判所が聞く機会(審尋)があります。 しかし、不当にも警備法廷の上に傍聴が許されていないので抗議と情宣を行いたいと思います。

3月24日14時30分地裁前集合(※当初14時としていましたが、14時30分に変更になりました)


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