［ご報告］10/19明治公園集中行動②≪後編/午後≫

緊急で呼びかけさせていただいた、10/19月曜の「オリンピック追い出しヤメロ」明治公園集中行動の報告・後編です。

長丁場の行動となり「前編/午前」、「後編/午後」に報告記事を分割させてもらいます。

◆　◆　◆　報告・後編/午後　◆　◆　◆

（午前の展開、前編は⇒ こちら）

■13時、昼食

東京都が午後来るとのことで、サービスセンターから13時に戻る。

いつ来るかわからない中、警戒しつつ、おにぎりで軽食。

皆で警戒待機した場所は、新国立競技場計画の予備工事で通行止めとなった新宿区道。

車が入って来ず広い車道にブルーシートやダンボールを敷き、のびのび展開。

この日は暖かく、昼寝をする人も。

段ボール看板や横断幕も

■15時 一向に東京都の来る気配なし。どうするか協議。全体集合から7時間経過。「ここまでやったんだから、最後までやり抜こう」との意見。現地の仲間からも「やろうぜ」の声。日が陰り出し、気温も下がり、腹も鳴り、豚汁定食を準備。日頃から渋谷・山谷の共同炊事に参加している人も多く、何も作業確認・役割分担もないまま、あっという間に調理完了。所要時間15分。豚汁も米も火にかけ、後は出来るのを待つだけ。

■15時45分、東京都来襲

※写真、（中央）東部公園事務所適正担当係長・鳴川、（右）東京都公園課長代理・西澤

東京都職員5名（水色帽）、サービスセンター4名（紺）の計9名。公安警察もチラホラ。

皆で住人の小屋・テントへ続く道で対峙し防衛。

「何の用か？」「何しに来たか説明を」と問いただすも「道を開けろ」の一点張りカメラ、ビデオでの無断撮影も開始。抗議するも聞かず。渋谷、山谷の仲間が段ボールで撮影を遮断。

多くの仲間に囲まれ、渋々「現地の状況を確認しに来た」と白状。前日18日の退去指示期限の、指示に従っているかを確認に来たとのこと。新たな行政文書はなし。

そもそも「許可」なく「違法占拠」との理由で「退去指示」をしている現在の集住場所は、「許可」うんぬん以前に、1月東京都東部公園事務所に「お願い」され移ってきた場所であり、矛盾がある点を指摘・追求。（指示書発行の公園緑地部は１月文書を把握していなかった。）「1月の話は関係ない」などと説明になっていない回答に終始。

「憲法25条・生存権」「国際人権規約」「違法性の阻却」「さっさと囲いを解きなさい」など話し合いが不足している点が口々に指摘されるも「関係ない」と強弁。

しまいには東京都公園課長代理・西澤より 「地主だ！」 と倒錯した発言が飛び出す始末。

横に立つ係長・鳴川は「あ～ぁ、言っちゃったよ、この人」という表情。見かねたベテラン職員が後に下がり協議し「話にならない。帰ろう」と促され、東京都職員ご一行様撤退。攻防ものの10分。

そそくさと引き上げる東京都職員9名を、防衛で集まった皆でゾロゾロついていき、手を振りお見送り。東京都職員は贅沢にもタクシー３台に分乗し、引き上げていきました。